Kirin710を搭載したミドルレンジスマホ nova 3iが発売中
中国に本社を置くHUAWEIから新型スマートフォン HUAWEI nova 3iが発売されました。
nova 3iはノッチ付き6.3インチの大型ディスプレイを備えるミドルレンジ端末。
SoCには新型であるKirin710を搭載。
antutuベンチマークでは13万点台とnova lite 2やP20 liteに搭載されているKirin659に比べて大きく性能が向上しているのが分かります。
Snapdragonでいうところの636以上710未満というところ。636
3万円台でEXPANSYSなどの海外通販サイトで販売中。
スペック
HUAWEI nova 3i | |
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SoC | Kirin710 |
antutuベンチマーク v7 | 総合スコア:138000 3Dスコア:21000 |
メモリ | 4GB/6GB |
ストレージ | 64GB/128GB |
microSDスロット | 有り(最大256GB) SIM2スロットと排他利用 |
ディスプレイ | 6.3インチ 2340*1080ピクセル |
背面カメラ | 1600万画素 F2.2 + 200万画素 |
インカメラ | 2200万画素 + 200万画素 |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac (2.4/5GHz) |
バッテリー | 3340mAh |
接続端子 | microUSB イヤホンジャック有り |
サイズ | 縦:157.6mm 幅:75.2mm 厚さ:7.6mm |
重さ | 169g |
生体認証 | 指紋認証 顔認証 |
防水・防じん | × |
ワイヤレス充電 | × |
OS | Android 8.1 |
発売時期 | 2018年7月 |
価格 | 1999元~ 日本円約32,000円~ |
HUAWEI nova 3i | |
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3G | 850/900/2100 |
4G | 1/2/3/5/7/8/38/40/41 |
メモリ4GB/ストレージ128GBとメモリ6GB/ストレージ64GBという珍しい組み合わせのラインナップ。6GB/128GBモデルは存在しません。
2モデルの価格が非常に近く、上位と下位というよりはメモリとストレージそれぞれに特価した2モデルですね。
4GB/128GB 1,999元 日本円約32,000円
6GB/64GB 2,199元 日本円約35,000円
私個人は4GBあれば必要十分と考えているため買うなら4GB/128GBモデルです。
重いゲームをプレイする人は6GBモデルがおすすめです。
接続端子はmicroUSBを搭載。
P20 liteはUSB-Cだったため今後はUSB-Cをエントリーモデルにも搭載かと思いきや、microUSBでした。
Pシリーズとnovaシリーズとで明確な線引がされているようです。
対応バンドは少なめ。
ソフトバンク回線であれば不満なく使えそうですが、ドコモ回線の場合はプラチナバンドに対応していないため郊外・山間部で圏外になることが多そうです。
ガジェット部まとめ 3万円台とは思えない性能と大画面は魅力
何と言っても魅力は6.3インチの大画面とKirin710のパフォーマンスの良さ。
antutu13万点も出れば不満が出ることはほとんど無いでしょう、3Dのゲームもほとんど快適にプレイ出来ます。
6.3インチは大きすぎると思いますが、ディスプレイが縦長でノッチ付きなので本体サイズはiPhone Plusシリーズとほぼ同等。むしろ小さいくらいです。
同じく3万円前後で購入可能な5.84インチP20 liteと並べてみるとこうなります。
左がnova 3i、右がP20 liteです。
幅75mmとポケットに入るギリギリの大きさはやはり魅力的です。
フロントカメラがデュアルレンズになっているためノッチの面積が少し大きくなっています。この辺は好き嫌いが分かれそう。
ただし日本で使用されているネットワークバンドへの対応はイマイチのためこのまま発売される可能性は薄め。
novaシリーズ自体は日本でも販売されているためネットワークにフル対応してnova lite 3として発売してくれることを切に願います。
EXPANSYSでは39,790円で販売中。ZenFone5と比較してスペックでは遜色ない端末が3万円台なのですからコスパの良さは抜群です。