HUAWEIから2万円台の10.1インチAndroidタブレットが発売
HUAWEIから新型タブレットMediaPad T5が発売されました。
SoCはKirin659でメモリ2GB、ストレージ16GBを搭載。
画面サイズは10.1インチで解像度は1920*1200ピクセル。
厚さは約7.8mmで重さ465gと薄型軽量です。
価格はWi-Fiモデルが24,000円前後、LTEモデルが28,000円前後。
スペック
MediaPad T5 | |
---|---|
SoC | Kirin659 |
antutu v7 ベンチマークスコア | 総合スコア:88000 3Dスコア:13000 |
メモリ | 2GB |
ストレージ | 16GB |
microSDスロット | 有り(最大256GB) |
ディスプレイ | 10.1インチ 1920*1200ピクセル |
背面カメラ | 500万画素 |
インカメラ | 200万画素 |
バッテリー | 5100mAh |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac (2.4/5GHz) |
接続端子 | microUSB |
サイズ | 縦:164mm 幅:243mm 厚さ:7.8mm |
重さ | 465g |
OS | Android8.0 |
生体認証 | 無し |
イヤホンジャック | 有り |
価格 | Wi-Fi版 24,000円前後 LTE版 28,000円前後 |
SoCに使われているKirin659は現在大人気のP20 liteにも使われています。
Snapdragon625や630と同等の性能を持っています。ミドルレンジクラスですね。
WEBブラウザやLINE・TwitterなどのSNS、Googleマップなどの地図アプリで動作がもたつくことはまずありません。もちろんフルHD動画の再生だって余裕です。
しかし3Dゲームにはやや弱いため、ゲーム重視の人はもうワンランク上のタブレットを検討した方が良さそうです。
性能を測るantutuベンチマークは8万点台。同じく10.1インチで価格帯の近いAmazonのFire HD10は6万点ほどですから性能ではMediapad T5の方が上ですね。
メモリ/ストレージは2GB/16GBを搭載。
2018年の水準では最低限といったメモリ容量です。アプリの同時起動は厳しいかもしれません。
例えばゲームアプリを使用中に一度ホームに戻りWEBブラウザで攻略情報を確認しゲームアプリに戻ろうとするとゲームのタイトル画面が表示される、なんてことが考えられます。
ゲームのプレイ中にアプリが落ちることはほとんど無いと思いますがやや使い勝手が悪いですね。もちろんゲームアプリ以外でも同様の事が起こり得ます。
ストレージも最低限ですがこちらはmicroSDカードが利用できるため容量の大きいファイルはSDカードに保存することが可能です。
128GBのmicroSDも3000円台で買えるほど安くなりました。ストレージ不足は使い方次第で回避できそうです。
ディスプレイは10.1インチの1920*1200ピクセル。
最近では10インチクラスで2560*1600ピクセルのタブレットが増えてきたため特別高精細とは言えませんが必要充分でしょう。
フルHDの動画を再生することが多いのであればドットバイドットで再生可能なMediapad T5の方が画質が上なんてことも有り得ます。
カメラは背面に500万画素、インカメラに200万画素を搭載。
安価なタブレットですしおまけ程度の画質と考えておいた方が良さそうです。
本体デザインは非常にシンプル。
ベゼルレスではありませんがベゼルが特別太いわけでもありません。
背面はメタルボディ。素材が明言されていませんがアルミでしょう。
横持ちした時に画面下にHUAWEIのロゴが来ることから、横持ちでの使用を想定しているようです。
スピーカーも本体下部の左右に設置されています。縦持ちすると音が偏りそうです。
LTEモデルの対応バンドは以下の通り。
ドコモとソフトバンクのプラチナバンドに対応しています。
ドコモ・ソフトバンクのネットワークを使用した格安SIMでも問題なく利用可能です。
ガジェット部まとめ これ絶対に売れちゃうやつ!
相変わらずいいところ攻めてくるんです、HUAWEIさんは。
ゴリゴリのゲームとかしないから日常的な操作に不満が出ないくらいの性能で低価格なタブレットあればいいのに、もちろん本体は高品質なやつ
と思っている人をピンポイントで攻めてきています。
もちろん低スペックなわけではありません。Snapdragon625や630くらいの性能がありますから充分すぎる処理能力ですね。
3Dゲームの高画質設定は厳しいですが軽めの設定であればそこそこ動きそうです。2Dゲームなら余裕すらありそう。
LTEモデルを選んでも2万円台で買えるという価格設定も嬉しいですね。
LTEモデルであれば音声通話も可能なため
音声通話はほとんど使わないからスマホの必要性を感じないものの携帯の電話番号は残しておきたい
という人にうってつけです。私も私用電話に着信があることは月数回程度、タブレットでひとまとめでいいんじゃない?と思っているうちの一人です。LINEがあれば困らないですもんね。
惜しいのはメモリ・ストレージがやや貧弱なこと。
4GB/64GBとまでは言いませんが3GB/32GBくらいは欲しいところでした。
あとは指紋センサーが無いことくらいですが、スマホと違ってタブレット端末は頻繁にロックの解除をせず腰を据えてじっくり使うことが多いのでこれはあまり気にならないかも?
とはいえこのスペックのSIMフリータブレットが2万円台で買えるのは他のメーカーではまずありませんし、向こう1年の人気機種となりそうです。